自然の巧みさや生命の神秘に触れさせ、自然を愛する心情を育みたい。
理科教員であれば、皆が思う願いだと考えます。
子どもたちに、それらを感得させるためには、まず、私たち教員が自然の可能性を十二分に感じることが必要ではないでしょうか。
それは、教材研究だけでなく、実は趣味・特技・生きがいとして、自然や生命に触れていることがあるのではないでしょうか。
ここでは、「生き物の素晴らしさを紹介し合うことで、自然の魅力について認識を深める」ことをめあてにしています。
という小難しいことを書きましたが、ぜひご自身の趣味や生きがいについて紹介、もしくは自慢してください。
・家庭菜園で、こんなにたくさん収穫できた!
・我が家の可愛いペット。上手に写真撮れたから、みんな見て!(猫を3~4匹飼われている方は是非。)
・魚釣りに行ったら、こんなにでかいのが釣れた!刺身でありがたくいただきました!
・キノコ採りって楽しいんですよ。でも、熊が怖いです。
・私のマイブームは熱帯魚。癒やされるんです。
・紅葉のきれいな写真が撮れました。上手でしょ。カメラはニコンの…。
・我が家の庭にリスが来た!
・息子と動物園に行った。スマホで撮った写真ですが、いかがでしょう。
・キャンプに行ったら、蛇がいました。これ、なんてヘビ?
などなど、気軽に掲示板にあげていただければと思います。
それによって、「熱帯魚、やってみたい!最初は何がおすすめ?」「たくさん収穫できてうらやましい。我が家のキュウリはすぐうどんこ病になって…。コツを教えてください。」などの交流の場になれば係としては感無量です。
また、札幌以外の各支部が「札幌人、そんなので自慢してるのか笑。これを見よ!」と、北海道の大地のポテンシャルをさらに見せつけてくれることを期待しています。
昆虫・魚類の話ばかりですが、今回の「生き物」は「植物」です。家庭菜園です。
収穫の時期ですよね。我が家では、上記のトマト・キュウリ・ピーマン・ししとうなどを育てております。
ですが、メインの作物は「唐辛子」です。
大した広くもない畑の7割が、様々な品種の唐辛子です。唐辛子だけで9株くらいあります。ハバネロも2株あります。とにかく、辛い品種を探していますが、これが非常に難しい。同じ品種なのに、辛さが違う。前まで辛くなかったのに、急に辛くなる。見た目では分からない。何が要因か分からない。水?温度?日光?条件を制御しきれないため、今のところ、解明できていません。
とにかく辛い唐辛子をたくさん作りたい。
なんのために?
「南蛮の三升漬け」のためです。
ご飯にのせても、冷や奴の薬味としても、カレーに入れても、単体で酒のつまみにも…。とにかく万能です。
作り方は簡単です。
赤くなる前に収穫します。私の経験では、赤いのはそんなに辛くない。
唐辛子を刻む
麹をぬるま湯に10分ほど浸ける。
三升漬けの名前の通り、唐辛子と麹と醤油を1升ずつ瓶に入れていきます。
1升ずつと言われても、大きな個体と小さな個体と液体なので、何が何だかわかりませんので、大体です。なんとなくでよいです。
それを煮沸消毒した瓶などに詰めていきます。
1週間ほど、室内に置いておき、発酵を進めます。思い出したら、瓶を振って、麹が空気に触れるようにしています。(効果があるかはわかりませんが…)
麹の形が曖昧になってきたら、冷蔵庫に入れて、発酵を止めます。
発酵食品なので、長持ちします。寝かせれば寝かせるほど、辛みだけではなく、深みが出てきて、めっちゃ美味くなります。
今、私は、2018年に作ったものを食べてます。
辛くて、一度にたくさん食べることができないので、もちます。
辛いもの好きな人に大好評なので、年々、畑が唐辛子だらけになっています。
生き物係で家庭菜園の話題を提供するつもりでしたが、クックパッドみたいになってしまいました。つくれぽ、お願いします!
8月13日「クワガタ採集」
始業式を週明けに控えた職員室でクワガタ採りについて盛り上がり、
国語・算数・体育の先生方と4人でクワガタ採集にでかけることに。
事前にクワガタ博士の古川先生と山本先生に、採集ポイントを教えてもらおうと連絡をとる。
二人が共通して口にしていたのは「もう気温が下がったからね…」
しかし、経験不足の私はその忠告では止まることができず、いざ出発。
目指すは先週、大坪先生と回った信頼のポイントをチェックしつつ、山本先生が丁寧に地図付きで教えてくれたポイントへ。
西区発→南区経由の恵庭行き
出発→20時30分
外気温→15度
本当にいない…
クワガタどころか、一週間前は電灯に群がっていた蛾やコガネムシやカミキリムシもいない。いることはいないでもないが、数が全然違う…。あんなにいたのに…。
帰宅→0時30分
捕獲数→0匹(4人とも)
ただの深夜のドライブとなりました。
思い通りにはならなかった結果も、自らのプラスにしたいものです。
今回の私の学びは「気温って、本当にスイッチなんだな~」です。「気温」が春の植物の発芽のONのスイッチであることは認識していましたが、昆虫のOFFの明確なスイッチにもなっているのだと実感することができました。
確かに8月は夏枯れと言われますよね。自分も小樽で釣りをしていたときは、7月のイワシを釣ってしまうと、初冬のチカまで釣りはお預けだと思っていました。でも、苫小牧は違いますよ!ここからニシンが来ます!しかも、サビキの仕掛けを投げるんです!!地元の大先輩たちに聞き、数年前からやってます。秋は元職場の仲間と仕事帰りの夜釣りのシーズン、楽しみ!!
ほんと、語り出すと止まらないので、やめておきます。冬のデカチカも楽しみです!!
高畠先生がチカの刺身の旨さをご存じで、めちゃくちゃ嬉しいです!!自分も大好きなんです!!
私は、釣りに行ってきました。
毎年定期的に行くのですが、小樽と苫小牧を主戦場にしています。
最近は苫小牧推しなのですが、今年は、小樽(色内)がコロナで閉鎖していたので、なおのこと苫小牧に行くしかない。それに、苫小牧(太平洋側)の方が、魚体が大きいように感じています。(太平洋の方が海水の栄養価が高い!?海水温の関係?それとも回遊に関係が?)
今までの経験上、6月末から7月頭にイワシ、そこから8月末までサバ、それからニシンとチカが入ってきて、冬にかけてチカがサイズアップしていく。というような1年の流れかなと。(あくまでの私見です)
私の基本的な考え方として、「catch&eat」
釣った以上、命はありがたくいただく。
今回は、写真にあるようにサバが釣れました。もちろん、すぐに家で捌き、刺身でいただきました。(釣ってすぐのサバであれば、アニサキスの心配はほとんどありません。魚が生きていれば、アニサキスが内臓にいたとしても身の部分には出てこられない。魚が死んでしまうと、内臓の壁を破って身に侵入する。だから、スーパーなどの魚で内臓が処理されていないものや締めてからすぐに内臓を出さなかったものには、時々アニサキスがいるとのことです。これが全てではないと思いますが、私はこれを信じて、刺身を食べています。今まで釣った魚を刺身で食べて、アニサキス症になったことはありません。)
また、捌くときに胃の中身を見ています。アミエビや小魚が入っているんですよね。毎回、食物連鎖を感じています。
と少し気持ち悪い話になってきたので、ここくらいにしておきます。
立て続けに投稿して申し訳ありません。今回は自分の本命の趣味について書き込みます。
この夏から本格的に熱帯魚の世界に足を踏み入れることにしました。
美しい生体もさることながら、僕が憧れるのが「カッコいい水槽レイアウト」です。端的に言うと、水草と流木をどのように配置するかということです。YouTubeで関連動画を見まくりましたが、この世界は調べれば調べるほど奥が深い。そして、費用がかかる。「3千円もあればカッコいい水槽ができるだろう」と舐めてかかりましたが、到底十分な設備は整いませんでした。(水槽や濾過装置などは元々所有していたものを使用しているので、中の環境だけですが)なんせ流木も大きいものは一本で1200円とかします。ただの木です。人類の98%はタダでもらったとしても即捨ててしまうであろう木が、一本1200円するのです。しかし、公園に落ちてる木では代用できない味わいがあるのも事実。水槽にはやはり流木が映えるのです。(ちなみに上の写真には流木が設置されていません「アク抜き」という作業が必要なので入れる前の写真を撮りました。木のように見えるのはザリガニの隠れ家として使用してたオブジェです)ここからコツコツと水槽をバージョンアップしていく予定です。
ちなみに、アクアリウムをやるには3つの見方を働かせる必要があると僕は考えています。
生物を扱うので当然、共通性.多様性の見方は働きます。
加えて、水生生物は水づくりが鍵です。質的.実体的な見方も働かなければ生体を管理することはできないでしょう。
最後に、最も厄介なのが造形的な見方です。水草と流木という素材の持ち味を楽しみながらどう配置するか工夫する。全く得意ではありませんが、ここに挑まなければカッコいい水槽は作れない。
カッコいい水槽をお持ちの方、写真のアップをぜひお願いします。
クワガタ捕獲に同行した者です。ミヤマクワガタとノコギリクワガタの♂同士を見せられてもどっちかわからないくらいの素人ですが、楽しかったです。
僕の予備知識は、
「樹液に集まってそう」「灯りの周辺にいそう」という程度でした。なので、灯りと樹液出てる木をひたすら追い求めました。
そんな状態だったので、車を降りて意気揚々と虫かご片手に歩き出すも、何も見つからずに帰って来ることもしょっちゅう。子どもなら間違いなく「実験失敗した」と言うやつです。
いやいや、私だって理科教師の端くれ。この経験をただ「失敗でした」と言うわけにはいきません。クワガタがとれた場所ととれなかった場所を比較し、とれる場所に共通する条件を抽出する思考を働かせます。
結果、私の中にあったクワガタのとれる場所についての乏しい知識は、「近くに森林(公園レベルではなく熊住んでるレベルの)があり、LEDではない電灯が光る場所」と、概念化されました。この条件に当てはまる具体的なスポットが3箇所ほどあるので、きっとまたクワガタが欲しくなったら私はまずそこへ向かうでしょう。
今回の探索により、「探しても見つからない場所」について知識を得ることができたと考えれば失敗は1つもありません。本当に失敗だったのは、飼育環境を事前に準備しなかったことです。捕まえたクワガタを入れていた発砲スチロールに1日放置した結果、数匹を死なせてしまいました。これからクワガタのロマンを追い求める人もいると思いますが、私が伝えておきたいことは、見つかりやすい場所ではなく、「先に飼育環境を整えましょう」ということです。
素晴らしい企画、小さな発見や出合いの感動をページにあげていきたいです。「これはアカアシのメス」と息子が申しております。
8月5日
クワガタ採り
追究意欲が暴走して、連続して行ってみました。
今回は、北理研会員ではない教員と。お教室には参加してくれました。すごく勉強になったと、興奮気味で感想を伝えてくれました。「冬はやらないんですか?」と聞かれたので、「冬季研究大会ってのがあるからね。もちろん、会員以外も参加できるよ。」と宣伝しておきました。
今回は石狩方面へ。YouTubeで、石狩方面で外灯下で面白いように拾ってる動画を見て。しかし、山菜採りと同じように、自分の縄張りはインターネット上には載せないもの。
なんとなくしかわからず、結局、厚田まで行ってしまいました。
こんなにLEDが普及していることに驚きました。(LEDはほとんど虫を寄せつけない)ほとんどの電灯はLEDでした。
しかし、たまにあるLEDではない明かりを探し求めて…。
苦労して2匹ゲット。
昨日は、南区方面で8時間で2人で10匹
今回は、厚田方面で5時間で2人で2匹
くそ~。やはり、もっと見通しと工夫が必要だ。そのためには、経験か、先人の知恵が必要だ…。
とは言え、わくわくしながらの深夜のドライブ自体が楽しいんですけどね。
1匹目はカブトムシのメス!
2匹目なんですが…
これ、アカアシクワガタのメスってことでいいですか?
どなたか分かる人、教えてください!
「クワガタ採り」はじめました。
先週、家族で穂別キャンプ場にてキャンプした際にクワガタとカブトムシを息子と捕りました。8匹捕りました。楽しかった。
しかし、7匹がメス。
しかも、家に帰ってみたら、4匹が逃げていた。(しっかりした容器がなかったため、豚汁入れるみたいな容器に入れていた…)
この悔しさは、私の闘志に火をつけました。
「あれ、捕ったはずなのに、逃げたみたいだぞ」「あれ、8匹も捕ったのに、7匹がメスだぞ」
「もっと採りたい。札幌市内でも採れるはず。」
問題意識と追究意欲が高まりました。
北理研のクワガタ博士、古川校長先生に連絡を取り、ご教示いただこう。
これが働きかけの第一歩でした。札幌市南区にて捜索することにしました。
「2学期に昆虫の学習がある3年生の担任は…?」すぐに、一人の顔が思い浮かびました。
大坪洋一郎
私以上に、クワガタ採りは初心者でした。
クワガタ博士のご教示はあるものの、初心者二人のクワガタ採りは困難を極めました。学習経験も見通しもない働きかけのむなしさたるや。素朴概念のみで繰り返し働きかける。試行錯誤とも言えない、まさに這い回り。
しかし、楽しかった。苦労した分、たまに見つけたときの感動と興奮の大きさ。夜の8時に出発したのに、帰宅したのは朝の4時になってました。
仲間がいたからこそできた問題解決でした。
私が採ったのは、コクワガタのオスと、ミヤマクワガタのメスが3匹
達成感はあるものの、8時間で二人で10匹
さらに、今回もオスは1匹のみ…。
私の追究意欲の炎は消えるどころか大きく燃え上がっています。